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~元気な赤ちゃんを授かるために~

​不妊症とは…

不妊症とは「定期的な性生活を送り、特に避妊などをしていないのに一定期間以上妊娠を

しない場合」とされていて、何かしらの治療をしないとそれ以降は自然妊娠をほとんど

望めない状態の事を指します。

Q.どのくらいの期間、妊娠をしなかったら不妊症と考えられるの?
A.不妊症と診断できる期間は、年齢によって異なっています。一般に、
年齢が高い夫婦では妊娠できない期間が短くても自然妊娠する可能性は低くなります。

   逆に年齢が若い夫婦では不妊期間が比較的長くても、自然妊娠する可能性が残っていることが多いのです。そのため、以下のように不妊の定義が異なっています。世界保健機関(WHO)では「二年間の不妊期間をもつもの」となっています。また米国の生殖医学界では「不妊期間は一年以上」になっています。
   晩婚化が進んだ日本でも、一年以上妊娠をしない場合を不妊症と考え、検査と治療を開始した方が良いという考えが一般化していきます。
 
 

35才以上の出産の割合の表
コウノトリが赤ちゃんをつれてくる写真
​不妊症になりやすい人は?(女性の場合)

一般的には、結婚あるいは同居後にタイミングを撮り始めて1年以上経っても妊娠しない

場合を不妊症と考えられます。そして以下のような症状がある時は不妊症になりやすい

であろうと考えられます。

 不妊症の原因は、

 ・排卵因子(排卵障害)

 ・卵管因子(閉塞・狭窄・癒着)

 ・子宮因子(子宮筋腫など)

 ・頸管因子(粘液分泌異常)

 ・免疫因子(抗精子抗体など)

       …などがあります。

1.月経の異常がある女性

月経周期の異常
 ・月経の周期が長い(39日以上)・ほとんど来ない(90日以上)・極端に短い(24日以内)
   ⇒排卵が起こっていない場合が多い

月経量・期間の異常
 ・月経の量が極端に多い・月経の期間が長い(8日以上)       
   ⇒子宮筋腫などで子宮の内腔の形が変形している事がある

 ・月経量が極端に少ない・月経期間が短い(2日以内)
   ⇒月経があっても排卵していない事がある

月経に伴う症状の異常
 ・月経痛が若い頃よりどんどん強くなる・月経時に下痢をいつも起こす
   ⇒子宮内膜症の可能性がある

 

2.子宮筋腫・子宮内膜症

3.性感染症・骨盤腹膜炎など

​不妊症の漢方的な考え方

昔は世継ぎを作る事が重要視されていて、漢方(中医学)では古くから不妊症について

研究されていました。その研究から、様々な原因と治療法が作られました。

漢方の考え方では女性は以下のような特徴を持つことから、不妊の原因になりやすいと

されています。

漢方からの女性の特徴

陰血不足を起こしやすい
 陰血(いんけつ)とは、現代医学でいう「血液」のようなものです。
 陰血不足になる原因として「月経」「妊娠」「養胎」「分娩」「授乳」です。
 ・月経は「体全体の余計な血(けつ…生命を維持する為に必要な栄養・滋潤物質の事)の余った物」とされ、月経があるため男性より女性の方が血が不足しやすいです。
 ・妊娠は「正常な月経があって、父母の精が合体して起こる」とされ、血が不足する事で妊娠しにくくなります。
 ・養胎(ようたい)とは胎児を養う事で、「胎児に栄養を送っているのは血である」とされています。その為、血が不足する事で胎児が順調に育たなくなります。
 ・分娩では「胎児が産道を通る時に、血によって潤いがないと下りていかなくなる。又は会陰が切れたりする事で、出血が起こる」とされ、血が不足している状態では難産になりやすいです。
 ・授乳時は「母乳は母親の血より作られる」とされ、血が不足している状態では次の妊娠がしにくくなります。

月経不順になりやすい
 女性は、ある一定の月経があります。その為、妊娠だけでなく女性全般の疾患でも月経の状態を確認することが重要になります。治療の基本は「調経(ちょうけい…生理の状態を正しくする事)」となり、月経の状態からその方にあった改善をしていきます。

肝欝になる場合が多い
 漢方で「欝(うつ)」とは滞りの事を言い、「女性は気(血を動かしたりするエネルギー等の事)や血の滞りを起こしやすい」とされています。また「肝(かん)」は子宮の働きや現代医学の自律神経系の働きが含まれています。その為、月経前後になるとイライラしたり気分がふさいだりする場合あるのです。肝欝になる事で排卵状態が悪くなったり流産しやすくなる等、妊娠しにくくなると考えられます。


 

※これらの特徴は代表的なもので、原因・病態はその方によって異なります。
その為、判断には多くの知識と経験が必要になってきます。ご相談は当店にお任せください。

​ご相談をお考えの方に

・当店は、詳しくお話を伺うためにご予約制になっております。
 初回は1~2時間ほどお時間がかかりますので、お時間に余裕を持っていらしてください。

・ご相談の日は、メイクやマニキュア等はなさらずにいらしてください。
(お顔の色や唇の色・爪の色などの状態は、漢方で判断する為の大事な情報になるからです)

・基礎体温表・病院などでのデータ・治療履歴・服用しているお薬やサプリメントなどがわかるもの
(おくすり手帳や添付文章など)をお持ちの方は、ご来店時にお持ちください。

・ご相談には、必ずご本人がいらしてください。(可能であれば、ご夫婦でいらしてください)

・費用は大体1カ月15000円~40000円位が目安になります。(健康保険は使えません)

・ご相談・生活指導のみでの対応をしております。その場合は30分5000円いただいております。

                                   ※価格は全て税込みです。

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