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夏の疲れと漢方

更新日:2023年11月9日

9月の後半になってから、ようやく朝・晩の気温も下がってきて、秋の気配が少しずつ感じるようになってきました。「暑くなくなって、体がラクになるのでは…?」と思われますが、この時期に体調を崩す方が多いです。その理由はいくつかあります。


まずは陽気の変動によって自律神経系が乱れ、体がついていけない場合です。

9月は昼間は夏のような暑さなのに朝・晩が涼しくなります。また「昨日は肌寒かったのに今日は暑い」というような日によっての気温差もあります。この気温差は自律神経(自分の意志で動かせない神経…呼吸や血液の循環・胃腸の働き等)がついていけずに、体の不調につながっていきます。


次は暑さで続いた為に体力を消耗している場合です。気温が高すぎる時は、そこにいるだけでも体力を消耗します。1日だけでも疲れますが、暑い日が続く事で体へのダメージにつながっていきます。


また少しずつ気温が下がってきているのに、真夏と同じ水分補給をしている事が原因の場合もあります。暑い時は汗をかいているので、それなりの量の水分補給をしても体調不良にはなりにくいです。しかし気温が下がっているのに真夏と同じ水分摂取をしていると、体内に余計な水分を抱え込んでしまいます。そうなると食欲不振や頭痛・だるさ・胃腸障害・むくみ等がでる場合があります。



「夏の疲れ」と言っても、原因は様々です。原因によって養生法が変わってきます。休む事も大事ですが、漢方薬を服用しながら養生されると早く回復できます。原因によってベストな漢方薬も違いますので、ご相談されてから服用される事をおすすめします。



早めの対応で、早く回復できます。

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